こんにちは、皆さん!忙しい毎日を送るあなたのために、今日は尾石晴さんの「学びの引き出しはるラジオ」の要点をサクッとまとめてみました。通勤中や家事の合間に聴いたけど内容を振り返りたい方、一度聞いたけど忘れちゃった方に特におすすめです。今回のテーマは「健康診断、予防治療、早期発見は本当に良い老い方なのか?」という、ちょっと考えさせられる内容でした。さあ、一緒に振り返ってみましょう!
パーソナリティ紹介
尾石晴さんについて
尾石晴さんは「学びの引き出しはるラジオ」というVoicyの放送をパーソナリティとして担当されています。このラジオでは、日常の気づきや学びを中心に、多様なテーマで話されています。特に今回は、老い方や死に方についての考え方を、読書から得た気づきを通して語られています。
放送内容の要約・ポイント
※以下は放送の内容を筆者の言葉で要約したものです
- 尾石さんが読んだ久坂部羊さんの3冊の本「人はどう老いるのか」「人はどう死ぬのか」「人間の死に方」について紹介
- 久坂部さんは元々医師(外科医)で外務省に勤務した経験もある小説家
- 特に印象に残った「人間の死に方」は久坂部さんの父親(麻酔科医)の死の話
- 父親は「小欲知足」「余計なことはしない」「自然に任せる」という生き方を実践
- 定年後は自転車で喫茶店や美術館を巡り、歴史のある場所を旅するなど充実した老後
- 不摂生(タバコ、甘いもの)をやめず、糖尿病になっても最小限の治療で対応
- 前立腺がんになった時も「終わりが見える」と前向きに受け止め、積極的な治療は選ばず
- 最終的に87歳で自宅で看取られる形で亡くなった
医療と向き合い方の再考
現代医療の功罪
- 現代の医療は「死なないように」「病気を治せるように」と発展してきた
- 医療の発展は本来安心をもたらすはずだが、かえって苦しむ人もいる
- 健康診断や早期発見・治療が常に正しいとは限らない
- 例:がん治療で寿命が少し延びても、その期間が苦しいなら意味があるのか?
- 久坂部さんの父親は検診を受けず、「80歳でがんになるのは寿命」と考えていた
老いと折り合いをつける大切さ
- 老いるとは「失っていくこと」(体力、能力、余裕、仕事、楽しみなど)
- 「よりよく老いる」という甘い言葉に惑わされない
- 失っていく自分とどう折り合いをつけるかが幸福のヒント
- 若さは「できることが増えていく」喜びがあるが、老いは「できないことが増える」
- 老いへの心の準備をしておくことの重要性
- 死に方は考えておくべき、そして家族とも共有しておくべき
まとめ
尾石さんが読書から気づかされたのは、予防や対策という名の下に「好きでもないこと」を将来のために無理にするよりも、今を楽しむ生き方の大切さ。死に方に生き方が現れるということ、そして自分の望む最期を迎えるためには、家族との対話も必要だということでした。
エンディングノートを作成し、家族に自分の意思を伝えておくことの重要性も語られていました。「どうせまだ先」と思っている人ほど、死に方や老い方を考えることは、今の生き方を見つめ直すきっかけになるかもしれませんね。
気になった方は、Voicyでフルバージョンを聴いてみてください!3冊の本も、新書なのでサクッと読めるそうですよ。
関連情報・リンク
出典:voicy放送:学びの引き出しはるラジオ|2024年2月3日放送分
パーソナリティのSNSや関連サイト
- 尾石晴さんのVoicyページ
- 尾石晴さんのX https://x.com/wa_mamaharu
- (株)ポスパム代表
- 尾石晴さんの note
紹介された書籍
- 久坂部 羊「人はどう老いるのか」
- 久坂部 羊「人はどう死ぬのか」
- 久坂部 羊「人間の死に方 医者だった父の、多くを望まない最期10文字」
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