革命のファンファーレ

おすすめ本

こんな人にオススメ
・やりたいことが見つからない人
・自分の好きなことや得意なこと仕事にしたい人
・今の仕事を変わりたいと思っている社会人
・将来について悩んでいる学生


この本を読んで得られること
好きなことを仕事にして、
それを続けていくために必要となってくるのは「お金」です。
その「お金」をどのように集めて、
商品を販売し資金を回収してくのか?
既存のビジネスモデルにとらわれない自由な発想で、
しかもロジカルな思考でもって
いろいろな課題にチャレンジした事例を知ることができます。
これから生きていくうえでの
自分のあり方や考え方を見直すきっかけにもなる
とても大事なことが書かれている本です。


著者の紹介

著者は 西野 亮廣(にしのあきひろ)さん。

1980年、兵庫県生まれ。芸人・絵本作家。1999年、梶原雄太と「キングコング」を結成。
2001年、深夜番組『はねるのトびら』のレギュラー出演。
2009年、『Dr.インクの星空キネマ』で絵本作家デビュー。
     第4作絵本『えんとつ町のプペル』が70万部に迫るベストセラー。
2020年末に映画化。興行収入24億円を超える大ヒットを記録し、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。

また国内最大のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」 を運営し、会員数は3万8,000人を超ええていて、芸能活動の枠を越え、さまざまなビジネス、表現活動を展開している。

好き、やりたい、を実現するための ”お金” をどう集める?

◆お金とはなにか?を正確に知ること。
「お金」とは信用を数値化したもの。

例えば、魚を100匹売りさばいた時には、
「この人は魚を100匹売りさばいた信用のおける人ですよ!」
という
「信用証明書」が貰える。
その後、
自転車が欲しければ、
自分が持っている信用証明書と自転車を交換してもらう。


この信用証明書の名前が「お金」。

◆クラウドファンディングとは何か?
クラウドファンディングとは信用をお金化するための装置。


同じ企画でも100万円集まる人と1円も集まらない人がいるが、
両者の差は、企画者の信用度の差に他ならない。

クラウドファンディングで勝つためにやらなければならないことは
「信用を勝ち取ること」

では、信用を勝ち取るためには、、、

「料理をふるまう」「ボランティアに励む」とかいろいろあるなか、

タレントとしての西野さんの場合は、

「嘘をつかない」ということを徹底した。
「嘘をつかない」ということは「自分の意思を明確に表明する」ということ。

自分の意思を明確に表明するためには、
意思を明確に表明できる環境を作っておく必要がある。
(SNSやブログ、オンラインサロンなど)


無料公開した絵本の売り上げが伸びた理由

◆なぜ、絵本を無料公開したら売り上げが伸びるのか?

「フリーミアム戦略」
フリーミアムとは、基本的なサービスや製品を無料で提供し、
さらに高度なサービスや機能に関しては
有料で行う事により収益を得るビジネスモデルのこと。
スーパーの試食がそれ。
小さく輪切りにしたソーセージを無料で提供して、
「まとめて一袋欲しい人は買ってね」という。
10人中1人が買ってくれたらモトがとれるという商売。

「無料で公開したら、お金を出して買ってくれないのでは?」

絵本を買う人は誰でしょう?

それは、子どもを持つお母さんです。お母さんが絵本を買うとなると、

絵本を読んで自分の気に入った絵本を買うというやり方もあるのですが、

なにしろお母さんは忙しいのです。

本屋さんに行き、どの本を子どもに読み聞かせようか考えて、

絵本を1から読む時間はないのです。

そのためどうするかというと、

お母さんは子供の時に読み面白かった絵本を
そのまま子どもに与えるのです。

「ぐりとぐら」「はらぺこあおむし」が
今でも大量に本棚に並べられている理由がここで分かるでしょう。

知っている本を与えることで外れの本に当たる確率が減ります。

西野さんはここに着眼し、

絵本をWeb上に無料公開を始めることにしたのです。

自宅で立ち読みをしてもらい、1回だけではなく何度も何度も吟味してもらう。

そうして「買うか、買わないか」までのステージまで持っていく必要があると。

こうして絵本の無料公開後爆発的に売れるようになりました。

「無料公開したら売上が落ちるだろう」という考え方は、

過去の常識です。

現代はインターネットが普及したのと同時に、
人間の行動パターンも大きく変化しました。

自分の成長やあり方を考える

「決定権」は
偉い人(出世した人)だけが持つ特権だと思われているが、

違う。

「決定権」は覚悟です。

例えば、

「面白いのですが、一旦持ち帰って、上司に確認します」という新人
「面白いので、僕がなんとかします」と言い切る新人

同じ新人でも、後者には覚悟がある。
決定権がある。

膝を震わせながら、それでも「なんとかします!」
と言い切って挑戦し、
その結果、敗れた新人を
周りの人は見捨てない。

その新人が見せた覚悟は応援に値し、
必ずもう一度チャンスがやってくる。


「未来は覚悟に比例する」

どのように行動すれば、自分の未来が開けるのかがよくわかります。
参考にしたいです。


最後に

◆最後に著者からの熱いメッセージ。

・周りが何と言おうと

・世間が何と言おうと

・昨日までの常識が何と言おうがかまわない。

・君の人生の決定を、他人や環境や時代に委ねるな。

・君の人生は、君が決定しろ。

・常識に屈するな。屈しないだけの裏付けを持て。

・それは行動力だ。

・それは情報量だ。


とにかくこの本を読んで、なにか一つでも取り入れて
自分が行動していくことが大事ですね。



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